本機は『CR暴れん坊将軍』シリーズの最新作で、前作『CR暴れん坊将軍 怪談』に連なる「怪談」シリーズの第2弾となっている。
そのリーチ後半へと導くためのポイントとなるのが「鬼」。火の玉や幻影など、鬼の気配が近づくほどリーチへの期待が高まり、鬼が実体として出現するとリーチに発展、というのが基本的な流れになっている。もちろん、予告で吉宗が登場してもチャンス。特に弓矢予告や成敗チャンスは期待度の高い予告となっているぞ。
また、背景にもわかりやすい法則が採用されている。鬼が出やすくなる(?)といった仕掛けであろうか、昼→夕方→夜と時間が更けていくほどチャンスとなる。
逆に偶数図柄でテンパイすると鬼が登場し、確変終了のピンチを招く。鬼対決リーチでは、鴉鬼、剛鬼、炎鬼といった鬼が確変を終了させようと迫りくる。ただ、対決する相手が淀君ならチャンス。継続以上の結果を期待できる。
淀君以外にもチャンス演出が多数用意されているので、まだまだ諦めるな。危機回避や吉宗乱撃ゾーンといった特殊図柄停止、偶数図柄を確変図柄に変化させる図柄峰返し予告など、一転、状況をひっくり返すパターンもあるぞ。
本機のスペックは、図柄が揃えば約1300個の出玉が保証され、時短100回が付く安心安定のミドルタイプと、大当り確率が2段階に設定された遊びやすさが持ち味のライトミドルタイプの2種類。
確変システムは、どちらも小当りRUSH搭載のV確ループタイプとなっている。
「人を出し抜き、いかに得をするか」が高い価値観となりつつある現代社会に「善を勧め、悪を懲しめる」勧善懲悪の胸のすくような快活劇でファンを楽しませてくれる『P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪』。導入は2019年2月からの予定だ。