用語集&用誤集(あ行)




【あ】
◎アースタッチ(アースタッチ)
→ハンドルに手を触れたり離したりを繰り返して止め打ちを行うこと。ハンドルに手を触れると玉が打ち出される性能を利用した打ち方。

誤用:地球に触れる事。
誤用例・・・甲子園で負けた高校球児は、存分にアースタッチしてから帰る。

◎空き台(アキダイ)
→稼働しておらず、かつ誰も席を確保していない台。

誤用:超人気ダンスグループの一員。
誤用例・・・彼女はあのグループの中でもAKIDAIが一番好きらしいが、知った事ではない。

◎朝イチ(アサイチ)
→「開店と同時に入店すること」「まだ誰も打っていない台」「朝から打つとトクする状態」などを指す言葉。

誤用:生理的な現象。
誤用例・・・若い時は朝イチ状態が高確率で発生していたが、今はもう滅多にない。

◎アタッカー(アタッカー)
→何らかの当り時などに一定の間、開放する入賞口。ここに玉を入賞させて出玉を稼ぐのだが、当りを引かなくてもフェイクで開く機種もある。

誤用:バレーボールのポジション。
誤用例・・・アタッカーとして活躍したあの子も、今はパチプロで飯を食っている。

◎粗利(アラリ)
→ホール側の得る利益の事。売上から販売価格(換金額)を差し引いた金額(諸経費は除く)。

誤用:滑舌の悪い人が「荒井」を呼ぶ時の聞こえ方。
誤用例・・・さっきから「粗利、粗利!」と言っているので、売上の話かと思ったら自分を呼んでいる声だった。


【い】
◎1確(イチカク)
→パチスロで1リールを止めた段階でボーナスなどが確定する出目の事。「イッカク」「ワンカク」とも呼ぶ。

誤用:2位と大差を付けている状態。
誤用例・・・マラソン大会にて、既に2位との差が10分もあり、もはや1確なので一旦寝る事にした。

◎1パチ(イチパチ)
→本来は1玉4円で貸し出すのだが、これを1玉1円で貸し出しをする営業形態。「1円パチンコ」の略称。

誤用:2位と大差を付けていたのがウソ(パチモン)のようになってしまうさま。
誤用例・・・マラソン大会にて、1確で余裕を見せすぎたせいで、現在は1パチになってしまった。

◎1回交換(イッカイコウカン)
→大当り(確変・時短)終了後に出玉を交換し、遊技を続ける場合は再び現金投資しなければならない営業形態。

誤用:何らかの部品が壊れたために修復する作業。
誤用例・・・あの客のボタン強打のせいで、ボタンを1回交換しなくてはならないはめになった。

◎命釘(イノチクギ)
→パチンコの盤面に配列された釘の構成上、文字通りその機種にとって命となる重要な釘。デジパチではヘソ上にある2本の釘を指す。

誤用:「ギ」が「ビ」に見えて仕方ない。
誤用例・・・あの洋服を脱いでくれれば、大事な命釘が見えるのに。


【う】
◎ウェイト(ウェイト)
→パチスロの1Gあたりの遊技時間は4.1秒以上と規定されている。そのため、レバーONから次ゲームのレバーONまでに4.1秒以内の場合、リールが始動せずタイムラグが発生。そのタイムラグの事を意味する。

誤用:ホールが開店するまでの待ち時間。和訳としては間違いではない。
誤用例・・・10時開店に向けウェイトしていたが、貼り紙を見ると休みだった事に並んで1時間後、気付いた。

◎ウェイトボタン(ウェイトボタン)
→パチンコのハンドルやその周辺にあり、ハンドルを握ったまま玉の打ち出しを止める時に押すボタン。

誤用:やたらと重たい洋服のボタン。
誤用例・・・せっかくデザインが気に入ったのに、ウェイトボタンだったから買うのを躊躇している人がいる。

◎打ち止め(ウチドメ)
→ホールが設定した出玉数に達したら、持ち玉を交換しなければならない営業形態。羽根モノのシマなどで多く見られる。

誤用:釘がこれ以上、板に刺さらない状態。
誤用例・・・打ち止めが気持ちよくて、今日もトンカチが手から離れない。

◎上皿(ウワザラ)
→パチンコで払い出しの玉が出てくる部分。なお、この部分が一杯になると、下皿に玉が流れてくる仕組みになっている。

誤用:高級レストランで出てくる皿が2枚重ねのメニューの上の部分。
誤用例・・・ウェイターが上皿だけを持っていくが、下皿はいつ活用するんだろうか、聞きたいが聞けない。


【え】
◎ART(エーアールティ)
→アシストリプレイタイムの略称。リプレイが連続して揃う事で、コインの維持・増加が見込める機能。

誤用:絵画だと思っている。非スロッターにありがちな誤解。
誤用例・・・ギャンブル好きのアイツが、真面目な顔をしてアートの本を読んでいるなんて驚きだ。

◎AT(エーティ)
→アシストタイムの略称。押し順や特定絵柄の組み合わせに正解しないと揃わない小役がある場合、AT機能が作動することで正しい打ち方を告知してくれる。

誤用:オートマの自動車。
誤用例・・・MTで免許を取ったものの、ATしか乗っておらず、教習所の苦労が水の泡となる。

◎絵柄(エガラ)
→デジタルやドラムに描かれた数字、記号、模様など。多くのパチンコでは、同じ絵柄が有効ラインに3つ揃うと大当りとなる。図柄とも呼ぶ。

誤用:トランプのアレ。
誤用例・・・あとキングの絵柄を引ければアガリなのだが、今しがたババを引いたので多分負ける。

◎ST(エスティ)
→パチンコでは特定回数で区切られた確変の事を指す。パチスロではストックタイムの略称で、ボーナスを内部にストックする機能で、かつては多くの機種に搭載されていた。

誤用:「聖○○」のように、単語の頭に付ける略語。
誤用例・・・「St.Andrews」はゴルフ発祥の地らしいが、俺には関係ない。

◎エラー(エラー)
→台に何らかの異常が生じ、プログラムの進行がストップした状態。かつては、エラーをきっかけに連チャンする機種もあった。

誤用:何かの間違いで財布に所持金がなくなる事。
誤用例・・・さっきまでお札が入っていたのだが、ホールから出たら全くなくなっていた。何かのエラーだろうか。


【お】
◎大当りカウンター(オオアタリカウンター)
→入賞した玉が大当りかハズレかを判定するシステム。

誤用:大当りしたものの出玉ナシ、というカウンターを喰らった状況。
誤用例・・・さっきから大当りカウンターばかりで、台もしくは店長をドツキたい。

◎沖スロ(オキスロ)
→沖縄向けに作られたパチスロの略称。通常、コインの大きさは25ミリだが、沖スロの場合は30ミリのコインが使用されている。

誤用:ホール内でやたらと離れた場所に設置してあるパチスロ。
誤用例・・・もう5万も負けている俺には、沖スロがお似合いだ。

◎遅れ
→本来リールの回転と同時にスタート音が鳴るのだが、この音が遅れる現象。現在ではアツい演出の一環として採用している機種も多い。

誤用:「Mr.」をつけて芸人とするのは完全な誤用。
誤用例・・・隣の人がMr.オクレに似ている気がして、遊技に全く集中できない。