用語集&用誤集(か行)




【か】
◎解析(カイセキ)
→コンピューターを用いてプログラム内部に書かれている大当り判定システムやその他の情報を解読すること。

誤用:豪華な日本料理。
誤用例・・・緊張の面持ちで初解析を食べたら、お腹を壊した。

◎回胴(カイドウ)
→パチスロのリール部分の事。

誤用:水戸、日光、甲州などがある。
誤用例・・・あのホールに行くには、甲州回胴に出た方が行きやすい。

◎確変(カクヘン)
→「確率変動」の略称。特定の大当りによって、その後の大当り・小当り確率がアップする事。

誤用:「確実に変態」の略称。
誤用例・・・どこからどう見てもあの人は確変だから、急いで警察に連絡しよう。

◎カニ歩き(カニアルキ)
→宵越しの天井や潜確、朝イチの特典などを一台ずつ移動しながら立ち回る事。カニのように動くその様から名付けられた。

誤用:どうしても仕事に行きたくない人の歩み。
誤用例・・・前に進みたくても進めない「カニ歩き病」だという、あまりにも無理がある欠勤理由を言っていた彼は先日クビになった。

◎カラ回し(カラマワシ)
→パチスロ用語。レバーを叩いた後、ストップボタンを押さずに放置する行為。5号機ではほとんどの機種でリールの自動停止が行われないので、カラ回しのまま席を離れないように注意。

誤用:明石家さんま氏が出演している恋愛トークバラエティ番組。
誤用例・・・自分の女友達が「恋のカラ回し」に出演し、ある事ない事喋りまくっていた。


【き】
◎機械割(キカイワリ)
→実機を打ち込んだデータなどから出玉率を算出し、パーセントで表記した値。メーカーが数値を発表する事も多い。100%を超えると、理論上プラス収支となる計算。

誤用:人の手ではなく、機械でシェイクしたカクテル。
誤用例・・・たまには機械割のジントニックもなかなかだが、やはり人間割の方が旨い。

◎疑似連(ギジレン)
→主にパチンコで使用される事が多い演出の用語。1回の変動で、あたかも複数回演出が発生しているように疑似的に演出を連続させる演出の名称。基本的に続くほど信頼度はアップする。

誤用:錬金術をモチーフにした人気漫画の続編。
誤用例・・・知人が言っている「銀行自動振り込み」をモチーフにした漫画「疑似連」を探しているのだが、どの本屋にも見当たらない。

◎逆押し(ギャクオシ)
→リールを通常とは逆(右→中→左の順)に止める打ち方。

誤用:「それは逆に・・・」と「逆」という言葉を推してくる人の事。
誤用例・・・あの人に何を言っても逆押しだから、喋るのが面倒だ。

◎筐体(キョウタイ)
→パチンコ・パチスロの台。

誤用:漢字が読めない。
誤用例・・・アイツは「台のデザインが良い」とか「台が前作と同じ」などとしたり顔で言うが、「筐体」が読めないだけだろう。

◎兄弟機(キョウダイキ)
→パチンコ用語。ゲーム性(機種名含む)がほぼ同一でスペックのみ一部異なる機種の総称。

誤用:ゲイ向けのパチンコ機。
誤用例…この間まで爆裂機を好んで打っていた田中が、何かの拍子で兄弟機ばかり打つようになってしまった。


【く】
◎釘(クギ)
→パチンコの盤面上に平均150〜200本程度打たれており、玉の流れに大きな影響を与える鉄製のピン。

誤用:一般的な釘という解釈。
誤用例・・・「パチンコは釘が大事」と言うけれど、ちょっとなに言ってるか分かりません。

◎クセ(クセ)
→主にパチンコで用いられる言葉で、同じ機種でもステージや役モノ性能が台ごとに微妙に異なる結果が生まれる、その個体差を指す。

誤用:ビートた●しのモノマネをする人。
誤用例・・・首を振ってコマネチをするのがクセになってしまったせいで、一人で電車に乗っていてもそれが出てしまうのが最近の悩み。

◎クルーン(クルーン)
→お皿型の役モノの事。SANKYOの『スーパーコンビI』の役モノが、お皿のような形で、飛び込んだ玉がクルクル回ることから一躍有名になった。

誤用:元横浜の162kmの剛速球を投げるピッチャー。
誤用例・・・あの人の横顔は少しだけクルーンに似ているが、正面から見ると完全にエディ・マーフィーだ。

◎クレジット(クレジット)
→パチスロ用語で、50枚を上限として台にコインを貯留する機能。またそのデジタル表示の事。

誤用:カードの方。
誤用例・・・いくら負けてるからといって、クレジットでキャッシングしてしまうと妻に怒られるわけで。


【け】
◎ゲージ(ゲージ)
→パチンコの盤面に打たれた釘の配列。ホール出荷時(無調整)の配列を「基ゲージ」と呼ぶ。

誤用:鉄オタが反応する言葉。
誤用例・・・もの凄い勢いでNゲージにお金を注いだが、ある日ふと我に返った。

◎傾斜(ケイシャ)
→設置されたパチンコ機の傾きの事。「ねかせ」とも呼ばれ、この角度により玉の動きが変わったりする。

誤用:ギャンブルで負けた人間が帰る際の後ろ姿の悲哀感を表す。
誤用例・・・設定6の挙動で10万負けはさすがに響いたらしく、相当な傾斜で自宅に帰ったようだ。

◎権利モノ(ケンリモノ)
→デジタルなどが揃っても即大当りとなるのではなく、権利獲得口に玉を入賞させて権利を発生させ、出玉を得るパチンコ機。

誤用:他人の彼女の事。
誤用例・・・あの女はA氏の権利モノだが、俺も何とかして入賞させたい。


【こ】
◎固定遊技(コテイユウギ)
→ハンドルをコインなどで固定したまま玉を打ち出すこと。ストロークがブレにくいのが利点だが、風適法施行規則により禁止されている。

誤用:朝イチから体が固まったように、一か所で打ち続ける遊技方法。
誤用例・・・開店から固定遊技したのに、2万負けという結果を直視できず台を破壊したくなったので、カラオケで尾崎豊「卒業」を熱唱した。

◎ゴト(ゴト)
→不正に玉やコインを入手する行為。ゴト行為は法により罰せられる。

誤用:沖縄の離島で診療している医師。
誤用例・・・風邪を引いたためドクターゴトーに診てもらおうと思ったが、先週からずっと不在だ。

◎木の葉積み(コノハヅミ)
→コインを木の葉に見立て、ドル箱にぎっしり木の葉を立てて入れる事を指す。

誤用:48手。
誤用例・・・木の葉積みは難易度が高い割に達成感が低い。

◎小役(コヤク)
→パチスロ用語。1枚から15枚の払い出しがあるボーナス、リプレイ以外の役のこと(ただし場合によってはリプレイも小役に含まれる)。

誤用:古くは安達祐実に代表される児童の俳優。
誤用例・・・気付けば親のボーナスよりも小役の給料の方が上回っているという現実に、ぐうの音も出ない。